アウフタクトの曲 曲の弾き始め方のポイント

今回ご紹介した「エコセーズWoO.23」は、アウフタクトになっています。

4分の2拍子なわけですが、2拍目の裏からスタートします。

アウフタクトの曲はとてもたくさんありますよね。

でも、拍子の途中から始まるため、少し注意が必要です。

意識的に弾かないと、出だしがぼやけてしまい、拍子がつかめないような曲になりかねません。

そうならないために、アウフタクトの曲を弾くときに私が注意していることについてまとめてみようと思います。

音声でも聞いていただけます。

出だしの拍子の取り方がポイント

「エコセーズWoO.23」を例にして書いていきます。

⇩こちらが曲の冒頭、アウフタクトの部分です。

16分音符2つになっていますので、2拍目の後半、つまり裏拍から曲が始まるということですね。

2拍目ピッタリからのスタートではない。

なので、

1・2|1・2|・・・

という2拍子の拍子に合わない始まり方だということになります。

そのことが、出だしを少々難しくしていると思います。

見えない8分休符を大切に

2拍目の裏拍から始まるこの曲。

楽譜に書かれてはいませんが、始まりの16分音符2つの前には8分休符があるはずです。

この8分休符をしっかりとカウントすることが、とても大切です。

拍子を裏拍までカウントするとき、「1・と・2・と・・・」といった数え方をすることがありますね。

⇩それを楽譜に当てはめてみました。

一番初めの「2」が8分休符部分です。

これをしっかりと意識する、ということですね。

「2」をきちんとカウントし、次の「と」の裏拍ピッタリに弾き始めます。

曲の始まりは「2拍目の裏」だということ。

そこをおろそかにしてしまうと、ぼや~っとした始まり方になってしまいます。

次の小節からきちんと拍子に乗せられても、出だしがぼや~っとした状態ではちょっと残念な演奏になってしまいます。

特にこの「エコセーズWoO.23」は、スピードが速めでリズミカルに弾きたい。

というところでは、特に8分休符をしっかりとカウントしてはっきりと弾き始めることが大切ですね。

慣れるまでは「1・と」も必要

上に、「8分休符である『2』をカウントすることが大事」と書いてきました。

アウフタクトの入りが不慣れな場合は、1拍目からカウントするようにした方がよいかもしれません。

つまり、「1・と・2」とカウントして、16分音符を弾き始めるということですね。

弾き始めの鍵盤に手を置いて、頭の中で「1・と・2」と数えて曲に入っていきます。

練習が進んで、曲に乗って弾けるようになってきたら、そこまでは必要なくなるのではないかと思います。

8分休符部分の「2」を頭の中でカウントしてすぐ弾き始めるという形で乗って弾いていけるのではないかと思います。

まとめ 何拍めから始まっているのかを理解して

アウフタクトの曲は、そのことがまさに曲の大きな特徴です。

冒頭のメロディーが拍子の何拍めから始まっているのか。

これをきちんと理解して、意識的に弾くことが大切です。

意識的に弾くには、弾き始め直前の拍子からカウントする必要があります。

始まりが3拍目なら

「1・2」

4拍目なら

「1・2・3」

慣れてきたら1拍めからカウントする必要はなくなるかと思いますが、「何拍目か」ということはきちんと分かっている必要があります。

今回の曲のように裏拍から始まる場合は、休符になっている部分を特にしっかりと意識しなければいけないですね。

「〇拍目の裏」という意識をしっかり持って弾く。

そうすることで、曲の始まりが明確になり、聞く側にも拍子がきちんと伝わり、曲に乗って聞いてもらえることにつながります。