モーツァルト作曲「アリエッタ」

アリエッタ

今回は、モーツァルト作曲「アリエッタ」を紹介します。

3拍子のかわいらしい曲ですね。

カワイのグレード試験の課題曲になっているようで、そのためかYouTubeにたくさん動画が上がっています。

楽譜は、『ピアノ小曲集』1巻(音楽之友社)に掲載されているものを使っています。

難易度は、ブルクミュラーくらいでしょうか・・。

この曲集自体がブルクミュラーからソナチネにかけての難易度だと思われますが、その中でも比較的弾きやすいのではないかと思います。

参考記事楽譜集の紹介をこちらでしています。

「アリエッタ」の基本情報

題名アリエッタ
作曲者/国モーツァルト(1756-1791)/オーストリア
時代区分古典派
調性へ長調
楽式三部形式
拍子8分の3拍子
速度表示Andantino 付点4分音符=52

小節数はリピートも含めて64。演奏時間は1分30秒程でしょうか。

「アリエッタ」とは?

「アリエッタ」は「小さいアリア」という意味です。

短い小規模なアリアということですね。

では、「アリア」とは?

オペラなどで主要な登場人物が心情や感情などを独唱するものです。

アリアは、叙情的、旋律的な特徴の強い独唱曲で、オペラ、オラトリオ、カンタータなどの中に含まれるものを指す。また広義に、そのような独唱曲を想起させる曲を指す。

Wikipedia アリア より

後半にある「そのような独唱曲を想起させる曲」というのが、今回紹介するピアノ曲だったりするわけですね。

つまりは「歌」なんですよね。

そこは、演奏するうえで大事にするべきところではないかと思っています。

演奏のポイント

一番大事に考えたのは、やはり「歌」ということです。

歌っている様子を想像しながら演奏しました。

スラーを意識して

この曲は、スラーが細かく書かれています。(版によって書かれ方に若干違いがあるようです)

⇩例えば冒頭部分。4小節にわたってスラーが引かれています。

曲の中で何度か出てくる形ですが、「歌」をイメージさせますね。

歌うようにのびやかに

を心がけて演奏しました。

ほかの部分ではスタッカートや16分音符の連なり、付点のリズムも出てきます。

やはり、スラーが書かれています。

⇩例えば、こちら。上の楽譜の続きです。

こうしたところも、リズミカルに弾くのではなく、

ゆるやかに、のびやかに

弾くようにしました。

スラーはメロディーのまとまりを示します。

メロディーの一つの流れととらえて、意識的に弾くことがとても大切だと考えています。

左手の弾き方

左手は、ほぼすべてが3拍子を刻む形になっています。

そして、初めの音は保持音になっているところが多いですね。

⇩こちら(本来は、保持音は初めの音と同じなので1つの音符で書きますが、そのように入力することができませんでした💦)

この拍子を刻む3つの音の弾き方は重要だと考えます。

あまりにはっきりと弾いてしまうと、ワルツのようになってしまう・・

でもこの曲、ワルツではないんですよね。

「歌」をイメージして弾こうと思うと、

保持音を大事に弾き、あとの2つは目立たせない

このよう弾くと良いのではないかと思います。

次回は、実際に弾きながら詳しくまとめたいと思います。