左右弾き継ぎを滑らかに弾きたい!練習法をまとめました

今回ご紹介している「夕べの歌」は、全編、左右弾き継ぎで弾いていく形になっています。

8分音符4つを、左2つ、右2つで弾き継いでいくわけですね。

その時に、「ボコ」「ボコ」と2つずつの塊になりやすいのではないかと思います。

そうならないための練習法をまとめてみました。

⇩音声でも聞いていただけます。

左右弾き継ぎ どういう状況?

(音声:12秒~1分39秒)

再度、「左右弾き継ぎ」とはどういう状況なのかを説明します。

「夕べの歌」の楽譜はこちら⇩のようになっています。

これは冒頭の4小節ですが、曲のはじめから終わりまでずっとこの形です。

左2音、右2音の合わせて4つの音をひとまとまりとして、スラーがかかっています。

なので、4つを滑らかに弾かなければいけません

2つずつに分かれないように弾きたいです。

でも、片方の手で4つを弾くのではなく、左、右と弾き継ぐ形なので、2つずつ分かれてしまいがちだということです。

なりやすいのはこんな形

(音声:1分40秒~3分15秒)

なりやすいのは、こんな形ではないかと思います。

2つのパターンがあると考えています。

1つ目はこちら。

8分音符を均等に弾くのではなく、2つずつでまとまってしまうのですね。

逆付点のリズムが連なるような形、「タカー」「タカー」といった感じです。

私自身、左の方がどうもそうなりがちだなと感じます。

もう1つはこちらです。

こちらも2つずつでまとまってしまっていますが、「ターカ」「ターカ」と付点のリズムのような形です。

この曲は、聴かせるべき音をきちん聴かせて弾くことが大事だと考えていますが、それを意識しすぎるとなりやすいかもしれません。

練習にはメトロノームを

(音声:3分16秒~4分55秒)

練習にはメトロノームが必要だと考えています

8分音符を均等に弾きたいのに、そのリズムが乱れてしまうということなので。

リズムの乱れを整えるのは、やはりメトロノームですね。

次の順に練習するとよいと思います。

  1. メトロノームを8分音符で鳴るようにし、1つ1つをメトロノームの音にしっかりと合わせる
  2. 8分音符で合わせられるようになったら4分音符で鳴らし、8分音符を均等に鳴るよう注意を払って弾く。
  3. 最後に、2分音符でメトロノームを鳴らし、4つの8分音符を均等にならすようにする。

(音声:4分56秒~最後まで 音声では実際にメトロノームに合わせて弾いています)

まずは①です。

スラーも「聴かせるべき音」もムシして、8分音符で鳴るように合わせたメトロノームの音にしっかりと合わせることから始めます。

左右で弾き継ぐ形でもリズムが乱れないよう、均等に弾く感覚を身につけるわけですね。

次に②です。

①ができるようになったら、メトロノームを4分音符で鳴らし、2つずつを均等に弾いていきます。

その時に、「聴かせるべき音」を意識して、2つのうちの1つ目の音を大きめに弾くことを取り入れていくとよいですね。

そして⓷。

最後に、2分音符でメトロノームを鳴らします。

4つの音を均等に左右で弾き継いでいくようにします。

同時に、「聴かせるべき音」が4分音符のリズムできちんと鳴らせていることにも注意を払いたいです。

また、ペダルもつけて弾いてよいと思います。仕上げの段階ですね。

自分の音をよく聞いて弾くことが大切ですね。

この曲は楽譜は4拍子で書かれていますが、2分音符2つの2拍子の感覚で弾いていくのが良いのではと思っています。

その方が、きれいに流れるような雰囲気、つまり滑らかに弾く感覚をつかみやすいのではないかと考えています。

もし、リズムの乱れを感じるようならやってみてください。